;;;

小説 ピアス・・・33

この物語はフィクションです

でゎ お楽しみ下さい

陽子は病院へ急いだ

陽子:(ピアスなんてアタシ預からなければよかった…智也さん…)

ピアスを握りしめながら…

そして…

病室…

そこに慎司がいた

慎司:「あっ…陽子ちゃん…」

陽子:「…智也さん…は…」

慎司:「今は…昏睡状態で意識が…ともかく中に俺はここにいるから」

そう言われ陽子は慎司にうながされるように智也のもとへ

━━━

ドア

バタン

陽子はゆっくりと

智也のもとへ歩み寄って

智也の手を握った…

何やら陽子は話し始めた

終始笑顔で…

楽しげに…

いつもと変わりなく…

夜もふける中陽子は話し続けていた

ただいつもと違ったのは智也の笑い声がないこと…

智也のまだ温かい手…

でも…

意識が戻ることはなく

そんな智也に語る陽子…

いつの間にか陽子の頬は涙で濡れていた

そして

朝…

つづく

コメント

タイトルとURLをコピーしました