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小説 ピアス・・・29

この物語はフィクションです

でゎ お楽しみ下さい

病室の扉の前に…

陽子は立っていた

その扉の向こうに智也が…

大きく呼吸し…しばらく目を閉じ

そして…

扉を開けた

智也:「…陽子ちゃん」

陽子:「来ちゃった

思ってたより元気そう~」

智也:「どうして…」

陽子:「アタシ(笑)ストーカーだから(笑)」

( ´艸`)

智也:「連絡…できなくて…ごめん…」

陽子:「いいよ~こうして会えたから…そうだ!ちゃんと探し当てたんだから~ご褒美」

智也:「ご褒美?えーと何がいいのかな💦」

少し笑顔浮かべながら聞いた

陽子:「そうだなぁ~…あっ!!夕日!!この前一緒に見た夕日みたい!ね?!」

ヽ(≧▽≦)/

智也:「…わかった」

陽子:「決まりね~」

智也:「陽子ちゃんと話すと元気で…る」

そう言って陽子の方を見た

智也:「…陽子ちゃん…」

智也の目の前にいる陽子の頬を大粒の涙があふれていた

でも思いっきりの笑顔のままで

智也はそんな陽子を抱きしめずにはいられなかった…

つづく

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