この物語はフィクションであり登場する人物・団体・場所等は架空です
ストーリーは主人公である杏奈の語り口調で進みます
でゎ お楽しみください
しばらく…
携帯握ったまま立ちすくんでいると…
携帯が鳴った
(広樹…)
…違った
マサルから📧だった
マサル》どうだ?調子は
杏奈》まあまあ…かな
やっと返した…
マサル》まあまあ…ね
杏奈》うん…ちゃんと話しもした
マサル》そか
また仲良くやれそうでよかったな…俺の出る幕なし(笑)
…違う
杏奈》終わっちゃった
マサル》えっどういうこと?
広樹とのことを話した…話すつもりなかったのに…
でも…誰かに聞いてもらいたかったのかもしれない
送り終わった直後…
が鳴った
マサル…
杏奈:「もしもし…」
マサル:「今ずく電話しろ!わかった?」
杏奈:「えっ?
マサル:「え…じゃないよ…俺の気が変わらないうちに電話しろ!」
杏奈:「でも…もう…」
マサル:「終わってないだろう!杏奈は…だから気持ちちゃんと伝えてこい」
マサルの言葉で…涙が溢れてきて…とまらない
杏奈:「…う…うん」
マサル:「それでダメなときは俺が拾ってやるよ(笑)冗談ともかくさ…話してこいよ」
杏奈:「わかった」
マサルとの
をきって直ぐ
アタシ広樹に📧した
杏奈》これから…逢いにいくから
って…
広樹の返信またずに…
アタシ飛び出した…
広樹に逢わなきゃ
このままじゃ…
もう…終わってるかもだし
広樹に逢えないかもだけど
アタシの思いちゃんと伝えて終わりにしなきゃ…
自分勝ってかもしれないけど…
そんなことばかり考えて車走らせて…
広樹のアパートが遠くに見えてきた…
えっ
誰か…いる
広樹
車止めて駆け出していた…
広樹だ
杏奈:「ハァハァ…広樹…どうして…ハァ…」
息切れてうまくしゃべれない
広樹:「来るって……」
あ~ぁ
杏奈:「アタシ…アタシね…広樹のそばにいたい…ダメ…」
やっと…言えた…
その瞬間
広樹の腕に包み込まれた…
広樹:「ありがとう・・・なんだか俺たち遠回りしてきちゃったな・・・俺も杏奈といたい!」
アタシは広樹の腕の中で頷くのが精一杯で
涙がとまらず…
広樹のぬくもりを感じていた…
言葉をちゃんと伝えないと・・・
これからは素直に・・・
おわり
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